Web2.0
ここ数年で、よく耳にするようになった言葉。
Web2.0は専門的な知識がなかったり、高度なプログラムを自前で製作しなくても、すでに公開されている技術・プログラムを利用することで、比較的簡単に、情報発信、サービス提供が可能なインターネット環境や仕組みを指す。
よりユーザビリティの高いインターフェース(画面や操作性)を、インターネットを通してホームページで実現した環境・表現を、総称してWeb2.0と言うことがある。
インターネット技術の発展を、大きく3つの段階に分けられる。
- Web1.0。
ホームページを作成するには、HTMLタグを記述するなどの専門知識が必要。
紙媒体からの発想で、公開された情報は更新しない限り、一定の作成したホームページがそのまま公開され、一方的に情報を発信することが主である。
こうした動きのない静的な紙媒体のようなインターネットがWeb1.0とされている。 - Web1.5
いわゆるCGIのようなプログラムにより、掲示板やショッピングサイトのように、製作者が更新しなくても、一般ユーザが参加し書き込みを行うことが可能になった。
プログラムを使って動的なサービスを提供しているものがWeb1.5とされている。 - Web2.0
代表的なものは、日記のようにホームページを更新出来るBlogがそれである。
SNS(同じ趣味や趣向の人がグループを形成し、ホームページを更新して情報交換する)のように、HTMLタグやインターネットの専門的な知識が不要で、パソコンや携帯のホームページから、誰もが簡単に情報発信者と成りえるシステム。