ホームページ担当者のための販促コラム
今回は我々制作会社側の話。
お客様先へ訪問したときによく聞くのが、制作会社からの営業電話がやたらと掛かってくると。
ホームページを立ち上げているということは、「営業名簿」を制作会社に与えてるのと同じです。
一昔前まではタウンページを上から一行ずつなぞって、電話を掛けていたものでした。
今ではそんな非効率なことをしなくても、「ホームページ」という、とびっきりの「お得意様名簿」があります。
何よりも、ホームページを持っているということは、いちいち最初から「ホームページを持っていると云々…」なんて回りくどい説明もいらないし、話が早い。
業者に不満を持っているところもあるでしょうから、仕事になる確率も高い。
まあ、そんなところで、制作会社の営業部隊は日々これでもかと電話攻勢をかけてくるのです。
こういう話をすると、「ホームページの会社なのに、電話の営業をするのはおかしい!!」という人が結構多くいます。
Web屋なら、SEO(Yahoo!やGoogle)で勝負(営業)しろ、と言うのです。
これは一見、正解のようですが実は間違い。
そもそも、営業とは攻めるもの。
DMやチラシを撒いて(今回の場合ではホームページを立ち上げて)、その反響を待つ、という待ちの営業スタイルもありますが、当然「待ち」だけではダメです。
それに、ホームページを持っている会社や店舗はネットリテラシーが高いと思うのは間違い。
一般の方達にとっては、検索といえばヤフーなのです。
検索する場合も社名で検索する場合が多い。
これは、数多くの社長さん達に会って、実体験しているのです。私が。
そういう、我々業界以外の方たちに対しては、やっぱり電話は大きな営業ツールなのです。
IT業界ほど、お客様と温度差の激しい業界はあまりありません。
個人商店や家族会社のお客様や、多くの中小企業のお客様たちと頻繁に会話し、いつも感じていることなんです。
2010年08月13日 00:06
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