間違いだらけのSEO対策
SEOが最終目的になることの怖さ
ホームページを持っていると、他業者からの電話営業が絶えないと思います。
「Yahoo!で上位表示します!!」
と言う言葉に魅力を感じることも多いのではないでしょうか。
こう言った営業トークには裏がありますが(ここではあえて語りませんが。)、「ホームページの目的」でお伝えしたように、「SEOを最終目的にしてはいけない」のです。
最近の企業・店舗様は、「とにかく上位表示したい!!」と言われる方が多いです。
しかし、仮に○○と言うキーワードで1位になったとして、その訪問者が1〜2ページ見ただけで出て行かれてしまっては、なんの意味もないのです。
コンバージョンを見込めないキーワードで1位になったところで、本来の「ホームページの目的」は達成できないのです。
ホームページ立ち上げ当初に決めるキーワードは、あくまでも仮説です。
「おそらく、このキーワードで訪問してくると商品を購入してくれそうだ」と“アタリ”を付けているに過ぎないのです。
それを、実際に運営して、アクセス解析の結果を検証しながら、キーワードの仮説を都度修正して行きます。
また、キーワードは「生き物」ですので、旬や流行り廃りがあります。時代に合わせたキーワード修正が常に必要になってくるのです。
中小企業・小売店舗の戦い方
大企業と同じ土俵で戦うには、キーワードの選定が大変重要になってきます。
いわゆる、「ビッグキーワード」はどうでしょうか。
「中古車」「日本酒」「資格」「雛人形」「リフォーム」「ダイエット」など…
これらの「ビッグキーワード」で戦うことはおすすめできません。
まず第一に、資金力豊富な大企業相手に資金面でかないません。
また、これらのキーワードはあまりにその守備範囲が広く、狙っているターゲット層以外の訪問者があまりにも多いので、直接的なコンバージョンにはつながりません。
「とにかくアクセス数さえ、伸びればいい」
というような、およそ無差別攻撃に近い戦略を取るホームページならともかく、皆様方が戦うべき戦場(バトルフィールド)はもっと局地戦を考えて戦うべきなのです。
わかり易い例が「地域」をキーワードに含めることです。
商圏が近畿地方の企業のホームページが、北海道のユーザーに閲覧されてもまったく売上には貢献しません。
商品や業種の特性を考えて、最適なバトルフィールドを私たちは提案させていただきたいと考えています。