業界の常識と一般の温度差
ホームページ担当者のための販促コラム
業界の常識と一般の温度差
いわゆるIT業界関係者は新しいもの好き。
基本的に「情報発信者」な立場にいる人なので、新しい技術には我も我もと食らいつきます。
「これからは○○だ!!」
「○○が今後のこの業界を変える!!」
と声高に叫ぶ。
しかし、お客様先に伺うと、「何それ」状態。
一般の人々とは激しい温度差がそこにはあるのです。
非IT業界の方々は、テレビでニュースに取り上げられ、新聞に記事が載って初めて認知します。
また、認知はするものの、実際に自分で使用してみることは稀です。
「知り合いの」ホームページ屋さんから、
「社長!!一度これやってみてください。ビジネスにも使えますよ!!」
と勧められ、とりあえずアカウントを取ってみる、というのが一般的ではないでしょうか。
一体何の役に立つのかよく分からない状態で始めるのですから、長続きするわけもなく、墓場行きアカウントが増殖される仕組みです。
Webコンサルティングを行う上でこれらのツールを勧めることは簡単です。
また、これらのツールの大多数が無料で始められるため、導入障壁も低いでしょう。
しかし、お客様個々の「IT適性」を明確につかんでいないとWebコンサルティングは不可能です。
我々の仕事は、お客様に自社のホームページを持ってもらい、それをいかに業務成績向上に繋げられるか。
そのお手伝いをお客様とともに一緒に行うことです。
お互いの作業領域の線引きはお客様・案件ごとに変わるのが普通で、皆一律に同じ応対はできるはずがありません。
「IT業界の常識と一般の温度差」をできる限り無くしお客様に接する。
それが「お客様目線」です。
安易に「ブログ」「ミクシィ」「ツイッター」を勧める「コンサルタント」にはご注意を。
2010年06月21日 00:14
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